「セリエAの憂鬱」 冨安とサンチェスの負傷が「最も痛手を与えた」 海外メディアが強調

セリエAは代表での怪我人が多発している模様【写真:Getty Images】
セリエAは代表での怪我人が多発している模様【写真:Getty Images】

サンチェスと並び“セリエA最悪の負傷離脱”に挙げられた冨安

 日本代表DF冨安健洋(ボローニャ)は10日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル戦(6-0)で試合終了間際に負傷交代のアクシデントに見舞われた。代表からも戦線離脱を強いられることになったが、海外メディアは冨安の負傷がインテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの負傷に並ぶ痛手となったことを強調している。

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 初戦ミャンマー戦を2-0で制した日本は、ホーム埼玉スタジアムでモンゴルを迎え撃ち、6発と怒涛のゴールラッシュを披露した。文字通り圧勝となった一方、後半アディショナルタイムに相手選手とヘディングで競り合った冨安が着地の際に左太もも裏を痛め、ピッチに座り込んでしまう。交代枠を使い切っていたが、プレー続行が不可能と判断され、日本は10人で試合終了を迎えることになった。

 その後、冨安の代表離脱が発表されたが、英メディア「90min」イタリア版は「セリエAの憂鬱。計8選手が負傷し、最も痛手を与えたのがボローニャとインテル」と見出しを打ち、12日に行われた国際親善試合コロンビア戦(0-0)で負傷交代したサンチェスと冨安が、首位を走るインテルと11位のボローニャにとって、最も打撃を与える負傷離脱となったことを強調している。

「インテルは最も痛手を伴ったクラブの一つであり、最も深刻なのがサンチェスの負傷だ」と取り上げ、「同様にボローニャにとっても最大のトラブルが訪れた。冨安が筋肉を痛めてしまったのだ」と説明している。セリエA初挑戦の冨安が世界的ストライカーのサンチェスに比肩する扱いを受けているのは驚きだが、両クラブにとって大打撃となったことは間違いないだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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