タジキスタン応援席、キックオフ前から大声援で選手鼓舞 注目の人工芝には散水も

タジキスタン応援席はキックオフ2時間前の段階で早くもボルテージが上がっている【写真:Getty Images】
タジキスタン応援席はキックオフ2時間前の段階で早くもボルテージが上がっている【写真:Getty Images】

指笛やブーイング、太鼓の音などが響く完全アウェーの様相

 森保一監督率いる日本代表は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(リパブリカン・セントラル・スタジアム)に臨む。試合開始を控え、タジキスタン応援席はキックオフ2時間前の段階で早くもボルテージが上がっている。

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 2次予選グループFで同居する日本とタジキスタンは、ここまで2戦2勝の勝ち点6で並んでいる。FIFAランクで“格上”とされる日本が敵地に乗り込んでの上位対決となるなか、現地のタジキスタンサポーターはキックオフ前から白熱の応援を展開。盛り上がりを見せている。

 リパブリカン・セントラル・スタジアムでは入場の際に厳重な手荷物チェックがあり、幾度にもわたってゲートを通過する必要があるため、スタンドの埋まり具合は試合開始2時間前でも半分に満たないほど。そのなかでもバックスタンドはいち早くほぼ満員の状態となり、「赤・白・緑」のタジキスタンカラーを身に着けた人々が陣取った。

 どこからともなく号令がかかると、密集地帯から「タジク! タジク!」という声援が飛び交い、指笛やブーイング、太鼓の音などがとりとめもなく響いてくる。まだ日本サポーターはほとんど入場していない段階とはいえ、完全アウェーといった様相を呈している。

 そして、試合開始1時間半前になってタジキスタン代表の選手たちが入場すると、割れんばかりの大声援が起きた。多くのタジキスタン国旗がたなびくなか、選手たちを力強く鼓舞。その後には「行け、タジキスタン!」というバナーを掲げた集団が楽器演奏を繰り広げるなど、会場のボルテージは着実に高まっている。

 なお、注目されている人工芝のピッチにはある程度、ホースによって水が撒かれている。散水すれば天然芝に近い感覚になるという見方もあっただけに、日本にとっては“追い風”となる要素かもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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