S・ラモス、亡き親友の思い背負い“思い出”のスウェーデン戦へ 「君の15番は…」
07年に急死した元スペイン代表の同僚DFプエルタへメッセージ
スペイン代表は現地時間15日に欧州選手権(EURO)予選でスウェーデンと対戦する。予選突破を懸けた重要な一戦だが、代表のキャプテンであるDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)にとっては人一倍思い入れの深い一戦となりそうだ。
ラモスは15日に自身のツイッターを更新。2007年に急死した元スペイン代表DFアントニオ・プエルタの写真にメッセージを添えて投稿した。
「今から13年と1週間前、君はスウェーデンでこの代表チームでの最初の一歩を踏み出した。もっと多くの経験をするはずだった。でも、君は永遠にこのチームの一員だ。僕の(背番号)15は君のため。君の15番はみんなの心の中に残っている」
ラモスとプエルタはセビージャで下部組織時代からのチームメート。ともにトップチームでも活躍したが、2007年8月にプエルタはピッチで倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
そのプエルタが代表デビューを飾ったのが、06年10月7日のEURO予選スウェーデン戦。約13年の時を経て、再びEURO予選のスウェーデン戦を迎えるにあたり、ラモスは親友への思いをあらためて言葉にして綴ったようだ。
ラモスはプエルタが亡くなった後、代表チームでプエルタの背番号15番を受け継いだ。“ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)”のキャプテンは、今は亡き友への思いを背負って、戦い続けている。
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