森保J、台風19号の被災者に向けてタジキスタン戦前に黙とう 試合中も喪章をつけてプレー
台風19号で大きな被害を受けた日本に、哀悼の意を表して黙とうと喪章をつけてプレー
森保一監督率いる日本代表は15日、敵地でカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦に臨む。試合前には、日本を襲った台風19号で被災した方々に対して黙とうが行われ、日本の選手たちは喪章をつけてプレーするという。
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10日にホームで行われたカタールW杯予選モンゴル戦に6-0で快勝した森保ジャパンは、翌日にタジキスタンへ出発。12日の夕方から、試合が行われるリパブリカン・セントラル・スタジアムで練習を行ってきた。
森保ジャパンが敵地に向かった直後、過去最大級とも言われる台風19号が日本を直撃。東日本を中心に大きな被害を受けた。森保監督は前日の記者会見で、タジキスタン戦に向けて触れる前に「明日の試合のことについて話す前に、まず日本で起きていることに対して申し上げたいと思います。日本では台風19号という自然災害で大きな被害が起きています。まず犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げたいと思います」と哀悼の意を表していた。
15日のタジキスタン戦(現地17時15分/日本時間21時15分)でも、試合前に台風19号で被災した人々に対して黙とうが行われ、試合でも日本代表の選手たちは喪章をつけてプレーするという。
18歳のMF久保建英(マジョルカ)も、前日の練習後に「被害に遭った皆さまに明るいニュースになるかどうか分からないですけど、自分たちはそれしかできないのでサッカーで少しでも勇気づけたい」と話していた。森保ジャパンは、ラグビーW杯で快進撃を見せる日本代表に負けない戦いで、母国にエールを送りたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)