負傷のモドリッチ、マジョルカ戦の出場は微妙か 久保建英との“初対決”は実現せず?
ウェールズ戦で右太ももを負傷、19日のマジョルカ戦は回避か
レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、欧州選手権(EURO)予選で負傷し、今週末に控える日本代表MF久保建英(マジョルカ)との“初マッチアップ”が難しくなった模様だ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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現地時間13日に行われたEURO予選グループEで、クロアチアはウェールズとのアウェーゲームに臨み1-1の引き分けに終わった。この試合を受けて頭を抱えたのは両国以上に、レアルなのかもしれない。なぜならばそれぞれの国を引っ張る立場であるFWギャレス・ベイルとモドリッチが、ともに負傷してしまったからだ。
ベイルこそ、試合後にウェールズ代表のライアン・ギグス監督が軽傷を強調するコメントを出したものの、離脱が懸念されるのはモドリッチのほうだ。試合終了間際に右太ももを痛めたモドリッチについて、レアル側は現地時間19日に控えるリーガ・エスパニョーラ第10節マジョルカ戦への出場を、大事を取って控えるのではないかと見ている。ただしそれはチーム内の序列、今後の日程を考えると難しい選択となるようだ。
「モドリッチはもはや不動の先発メンバーではないが、クラブとしてはマジョルカ戦で始まり、カンプ・ノウへの遠征でクライマックスに達し、その間にはイスタンブール遠征でガラタサライとも戦う。この日程のため、マジョルカ戦で危険にさらさない選択肢があるが、トニ・クロースの怪我とカゼミーロの累積警告という状況もある」
再来週の26日に控える宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”、そして22日には日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアウェー戦に向けて、起用法が焦点になると同紙は見ている。2018年バロンドールのモドリッチと久保が同じピッチで相対する可能性は、微妙なところのようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)