現地のテレビ解説者は「今回の試合はとてもタフになる」と厳しい展開を予想

　森保一監督率いる日本代表は15日、敵地でカタール・ワールドカップ（W杯）アジア2次予選タジキスタン戦（リパブリカン・セントラル・スタジアム）を迎える。現地テレビ局の解説者は「日本を上回るチャンスはないんじゃないか」と語り、タジキスタンにとって厳しい試合になることを予想した。

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　日本代表は14日、翌日の試合に向けてリパブリカン・セントラル・スタジアムで最終調整を行った。準備を進める日本代表の取材には現地メディアも訪れており、その1人であるタジキスタンのスポーツ専門チャンネル「VARZISH TV」の解説者を務めるギュルルズ・グルモフ氏を直撃すると、快く質問に答えてくれた。

　グルモフ氏は「レベルの高い選手がいるからこそ、グループで最も強いチームだと言える」と日本へのリスペクトを隠さず、「ナガトモ、サカイ、タケフサ・クボ、ミナミノ……」と欧州でプレーする選手たちの名前を列挙。ここまでの成績は2戦2勝と並んでいるものの、日本を上回ってのグループ1位通過は現実味がないと考える同氏は、そのなかでベターな道を探っていくべきだと主張した。

「我々がグループのトップになれないとしても、2番目に入ることはできる。日本が1位通過すると思うが、2番目はタジキスタンだと思っている。タジキスタンもとても良い選手たちを揃えているのだけれど、正直言って、日本を上回るチャンスはないんじゃないか。今回の試合はとてもタフになると思うよ」