長友佑都、人工芝ピッチの感覚は「2日で取り戻した」 敵地の環境にも素早くフィット
「スパイクとのフィット感、融合もしっかりしないと」と入念な準備を進める
森保一監督率いる日本代表は14日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(15日/リパブリカン・セントラル・スタジアム)に向けて前日練習を行った。DF長友佑都(ガラタサライ)は、敵地の人工芝ピッチについて感覚を「2日で取り戻しました」と、大学時代の経験を踏まえて問題がないことを強調した。
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12日から現地での練習をスタートした日本代表は、試合会場となるリパブリカン・セントラル・スタジアムで3日間のトレーニングを積んできた。敵地での戦いは気候を含めて様々な環境の変化があるなか、最も特殊な部分の一つが人工芝のピッチだろう。
普段のリーグ戦から人工芝でプレーする機会のある選手もいれば、育成年代でのプレーを終えてからはほとんど経験していない選手もいる。後者に該当する長友は、「プロになってなかなか経験がないくらいなので、(最後に人工芝でプレーしたのは)覚えていないですね」と明かしたが、適応にまったく問題がないことも強調している。
「大学時代はずっと人工芝だったので、2日で取り戻しましたね。フィット感はありました。問題ないと思います」
長友はタジキスタンでの練習初日となった12日をホテルでのコンディション調整としたため、会場のピッチ状態にフィットするための時間は他の選手と比べて短かった。それでも過去の経験も踏まえて順応し、自信を持って臨めるようだ。
スパイクも人工芝用で対応し、「スパイクとのフィット感、融合もしっかりしないと。怪我してしまうことだけは避けたいので」と入念に準備を重ねている長友。慣れない人工芝ピッチでのタジキスタン戦も、いつもと変わらぬプレーでチームを牽引してくれそうだ。
(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)