百戦錬磨のDF長友、敵将の勝利宣言に“逆撃破”を予告 「それ以上に勝つ自信がある」
「驚くような準備」を予告するタジキスタン監督に対し、長友も「今はいい状態」と自信
森保一監督率いる日本代表は、15日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の敵地タジキスタン戦に臨む。GK川島永嗣(ストラスブール)に次ぐ“年長組”のDF長友佑都(ガラタサライ)は、敵将が「勝利を目指したい」と繰り返し、勝利に自信を覗かせていたのを受け、「それ以上に僕たちは勝つ自信がある」と力強く語った。
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15日の一戦は、カタールW杯アジア2次予選グループFでともに2連勝スタートを切った日本とタジキスタンが激突。FIFAランキング31位の日本に対し、タジキスタンは同115位。数字上は日本にとって格下となるが、敵将のウスマン・トシェフ監督は前日会見で「勝利を目指したい」と繰り返し、「みんなが驚くような準備をしたい」と勝利に自信を覗かせていた。
自身4度目のW杯予選に臨んでいる長友も、その言葉を伝え聞いていたのだろう。タジキスタンの印象について、「フィジカルに優れた選手が多くて、スピードもありますし、強さもある。フィジカル的な部分を僕たちがしっかり対策して止められないと、良い結果が出てこないと思います」と答えたうえで、タジキスタン撃破を高らかに宣言した。
「(今の日本代表?)シンプルに非常に良いチームだと思います。向こう(タジキスタン)の監督さんも勝つ自信があると言っていますけど、それ以上に僕たちは勝つ自信があります。そのぐらい今はいい状態だと思いますし、自信を持って明日試合に臨みます」
日本は台風19号の直撃で各地に大きな被害が出ているなか、ラグビーW杯での日本代表の快進撃が感銘を呼んでいる。長友はラグビーにリスペクトを示しつつ、それに続けとばかりに気合いを漲らせる。
「ラグビーも今すごくいい活躍をして、たくさんの人に希望や勇気を与えていると思います。それに負けないくらいサッカーも、しっかりと僕らもみんなを元気にさせられるようなプレーと魂のこもったプレーで戦いたい」
長友が目指すのはただ一つ、タジキスタン戦の勝利だけだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)