18歳MF久保、“常連組”昇格に静かなる闘志 「これが当たり前になっていけばいい」
代表活動は4連続招集 「試合に出るために来ている」とタジキスタン戦出場に意欲
日本代表MF久保建英は、15日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の敵地タジキスタン戦で自身W杯予選2試合目の出場を目指す。A代表デビューを含めて今回で代表活動は4連続招集となるが、「これが当たり前になっていけばいい」と代表戦士としての自覚を覗かせた。
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久保は今年6月の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)で、歴代2番目の若さとなる18歳5日で代表デビュー。直後にブラジルで行われたコパ・アメリカ(南米選手権)で全3試合に出場すると、9月10日のW杯予選ミャンマー戦(2-0)では39年ぶりに日本代表のW杯予選最年少出場記録を更新(18歳98日)した。
10月のW杯予選2連戦で代表活動は4連続招集となった久保。10日のモンゴル戦(6-0)は先発出場したMF伊東純也(ヘンク)が3アシストの大活躍を見せたこともあって出番はなかったが、タジキスタン戦に向けては「試合に出るために来ているので」と静かに闘志を燃やす。
W杯予選の高揚感について問われると、「これが当たり前になっていけばいいのかなと思います」と“代表常連組”への意欲を感じさせるひと言。一方で、デビューから付きまとう「A代表最年少ゴール」の記録についてはクールにかわした。
「期待されてると言われても、『点取ってね』と言われたことがないので正直分からないです。最年少(記録)だけのために代表に来ているわけではないですし、そういうことよりも自分のプレー全体をちゃんと評価してくれる人がいてくれるのが良いと思います」
チームの勝利を追い求めるプレーの延長線上に、A代表初ゴールの歓喜が訪れることを期待したい。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)