日本代表、W杯予選タジキスタン戦「予想布陣」 堂安が先発復帰か、冨安の代役は?

注目は右サイドハーフの人選 モンゴル戦3アシストの伊東から堂安へ変更か
順当にいけば、2列目は3試合連続ゴール中のMF南野拓実(ザルツブルク)、10番を背負うMF中島翔哉(ポルト)が攻撃の軸なのは間違いない。最も注目されるのが右サイドハーフの人選だ。モンゴル戦では先発出場したMF伊東純也(ヘンク)が3アシストをマークし、MF堂安律(PSV)とのポジション争いで猛アピールを見せた。しかし、アウェーでの厳しい戦いでは、これまで以上にチャンスが限られる。連係面のアドバンテージも踏まえ、“三銃士”の1人である堂安が満を持してピッチに立つだろう。MF久保建英(マジョルカ)は3枚の交代カードで、途中出場をうかがうことになりそうだ。
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1トップは、ゲームプランに大きく左右されるか。FIFAランキング上は“格上”の日本がポゼッションする時間帯は多くなりそうだが、最終ラインの酒井は「結構押し込まれる部分も多くなると思う」とタジキスタンの攻撃を警戒する。ボール奪取からのカウンターも視野に入れるならFW永井謙佑(FC東京)、パス主体での崩しならFW鎌田大地(フランクフルト)か。1年1カ月ぶりに代表復帰したFW浅野拓磨(パルチザン)は、疲労で相手の動きが止まってくる後半の勝負どころで起爆剤として投入するのが効果的だろう。
中央アジア、なおかつ人工芝という厳しい環境での一戦となるが、敵地でしっかり勝ち点3を手にしたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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