「人工芝が嫌かと言えば…」 18歳MF久保建英、アウェー“過酷環境”への適応に自信
人工芝でありがちな切り返し時の足首負傷を警戒 「うっかり捻ってしまうこともある」
森保一監督率いる日本代表は、15日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の敵地タジキスタン戦に臨む。東アジアや東南アジアに比べて馴染みの薄い中央アジアでの一戦に加え、試合会場のリパブリカン・セントラル・スタジアムが人工芝という厳しい環境に注目が集まるなか、18歳のMF久保建英(マジョルカ)は「自分はどっちでも大丈夫」と適応に自信を見せた。
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10日にホームで行われたカタールW杯予選モンゴル戦に6-0と快勝した森保ジャパンは、翌日にタジキスタンへ出発。12日の夕方から現地での練習をスタートさせ、敵地での一戦に向けて調整を続けてきた。
タジキスタンは12日以降晴れが続いており、日中は暖かく非常に過ごしやすい気候だ。一方で、9月にW杯予選で訪れたミャンマーのように、練習場が“雑草”の生えたぬかるんだピッチということはないとはいえ、試合会場を兼ねたスタジアムは天然芝ではなく、人工芝というこれまでとは異なる環境を強いられる。
人工芝は天然芝に比べ、ボールの伸びやバウンドが大きく異なる。初日のシュート練習では、黒いゴムチップ入りの芝に足を取られてシュートミスする選手もいた。しかし、FC東京の下部組織時代やU-15日本代表時代に人工芝を経験している久保は、「自分は2年くらい前までやっていたので、他のチームメートよりは慣れているかなと思います」と語りつつ、スパイクに調整を施したうえで自分なりの注意点と対策について言及した。
「不慣れというよりは、天然芝と人工芝ではまず違うので、そういうところの感覚は気を付けたいですね。例えば、切り返しの時に足首を捻ってしまうのは人工芝でよくあること。ポイントの高いスパイクを履いているとうっかり捻ってしまうこともあるので、そういうところもしっかり気を付けて、入念に足首周りのアップとかしといたほうがいいかなと」