レアル若手“移籍戦略”にスペイン紙注目 久保建英の名前も列挙…「正しい方針」と評価
大型補強とともに近年の若手有望株の獲得に注目
レアル・マドリードはプレシーズンマッチでの不振により、第2期ジネディーヌ・ジダン体制の先行きを懸念する声があったものの、第8節を終えたリーガ・エスパニョーラで首位に立つなど好スタートを切っている。そのチームにあってもう一つの特徴なのは、数多くの10代後半から20代前半の有望株を抱えていることだ。スペイン紙「AS」は、そうした近年の移籍戦略の抜本的な改革に注目しており、その1人として日本代表MF久保建英(マジョルカ)の名前も挙げられている。
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フロレンティーノ・ペレス会長下のレアルはこれまで、2000年に獲得した元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴのバルセロナからの“禁断の移籍”に始まり、ジダン、元ブラジル代表FWロナウド、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム、そして09年からの“第2期”もポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウェールズ代表FWギャレス・ベイルに代表されるビッグスター獲得が、主要な補強方針だった。
今夏もベルギー代表MFエデン・アザールを獲得するなど、その戦略が継続されるとともに、13年頃からは若き才能の獲得にも積極的な姿勢を見せている。それはノルウェー代表MFマルティン・エデゴー(レアル・ソシエダ)、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールらと16歳で契約し、ブラジル代表MFカゼミーロは10代で、スペイン代表MFイスコも21歳でレアルの門を叩いている。
同紙はこの戦略を「移籍市場を引っ張る正しい方針」と評価しており、今回の代表ウィークに招集された選手が期限付きの選手を含めて12人いて、9人が出場を果たしていると記している。その中で「アクラフ(・ハキミ/ドルトムント)、(セルヒオ・)レギロン(セビージャ)、エデゴー、ダニ・セバージョス(アーセナル)、久保などがトップレベルのクラブで輝きを放っている」と、久保もその1人であると示されている。
期待を受けつつも各国代表クラスに呼ばれる有望株は多く、負傷離脱しているもののMFマルコ・アセンシオのような存在もいる。レアルの激しい生存競争のなかで、久保は代表戦、そしてリーガの舞台でどれだけの存在感を放てるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)