「ポジションを取り返したい」 原口元気が見た現代表2列目とレギュラー奪取の青写真
チームを助ける思い以上に、レギュラー返り咲きに意欲「自分自身をアピールしたい」
中島、南野、堂安、伊東、久保…2列目はいずれも個の打開力を備えたタレントだが、三銃士を筆頭に攻撃で“イケイケ”になる傾向はこれまでの試合でも見られた。そのなかで、かつてはドリブラーとして鳴らした原口はさまざまな経験を積み、時には守備に奔走し、時にはチームのバランスを保つオールラウンダーとして、重要な役割を果たしている。アジア2次予選では日本は“格上”となるが、最終予選も踏まえた課題を原口は挙げる。
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「この間のモンゴル戦もそうですけど、奪われた瞬間に取りに行って取り返すというのが今はできている。ただ結構リスクがあるような行き方をしているシーンもあるので、そこが剥がされ出すとちょっと危ないかなというのは見ていて思った。上手くいっているからこそ見えない部分もある」
2列目はW杯予選をレギュラーとして経験した選手がほぼいないが、海外組が多いだけにその点は心配していないという。
「みんなヨーロッパでやっていますし、いろいろ経験しているので、そんなに僕が伝えることはない。今は勝っているので、そんなに助ける部分もないと思っている。試合に出た時に、チームを助けるというよりは自分自身をアピールしたいし、ポジションを取り返したいという思いが強い。そういうトライをしていきたい」
今回MF登録で最年長(28歳)の原口は、チャンスが訪れた際には溜めていたエネルギーを一気に爆発させるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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