日本代表「ポジション別最新序列」 招集全68人を5段階評価…18歳久保の立ち位置は?

日本代表ポジション別最新序列【写真:Yukihito Taguchi & Noriko NAGANO】
日本代表ポジション別最新序列【写真:Yukihito Taguchi & Noriko NAGANO】

GKは権田がシュミットとの争いを一歩リード リーダー吉田の相棒争いは再び混沌

 森保一監督が就任した日本代表は、初陣となった昨年9月のコスタリカ戦から直近のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦まで23試合を戦ってきた。多くの選手を起用し、様々なトライをしながらチーム作りを進めているなか、各ポジション内での最新パワーバランスはどのような状況になっているのか。招集全68人をポジション別に分け、5段階評価(不動/スタメンクラス/バックアッパー/成長株/未来枠)で見ていく。

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【序列内の記号/上から下へ序列高い順】
◎=不動
○=スタメンクラス
△=バックアッパー
☆=成長株
◇=未来枠

■GK
◎ 権田修一(ポルティモネンセ)
〇 シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)
△ 川島永嗣(ストラスブール)
△ 東口順昭(ガンバ大阪)
△ 中村航輔(柏レイソル)
☆ 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
◇ 小島亨介(大分トリニータ)

 コパ・アメリカ(南米選手権)までは唯一不動を言える存在のいないポジションだった。しかし、権田がシュミットの怪我で急遽先発した9月のパラグアイ戦から4試合連続でクリーンシートを達成し、頭一つ抜け出した感がある。シュミットは「ゴンちゃんはずっと無失点だし、替える理由もないと思う」とし、来たるチャンスに備える胸中を明かしている。大ベテランの川島の継続招集されているなか、リオ五輪世代の中村、コパ組の大迫と小島の突き上げもほしいところだ。

■CB
◎ 吉田麻也(サウサンプトン)
〇 冨安健洋(ボローニャ)
〇 植田直通(セルクル・ブルージュ)
〇 昌子 源(トゥールーズ)
△ 畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
△ 槙野智章(浦和レッズ)
△ 三浦弦太(ガンバ大阪)
◇ 立田悠悟(清水エスパルス)

 ディフェンスリーダー吉田の相棒は進境著しい冨安に固定されつつあったなか、モンゴル戦で冨安が負傷離脱して再び“もう一枠”の争いは混沌。タジキスタン戦にフル出場した植田は、ピンチこそあったが最終的に無失点で切り抜けている。今季は怪我がちな昌子を含めて競争は続くだろう。バックアッパーでは、今年3月から継続招集されている畠中が、現段階では槙野や三浦よりも上に立った印象がある。

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