「水は撒かないらしい」 酒井宏樹、人工芝でのタジキスタン戦へ“アウェーの洗礼”警戒
試合当日の人工芝の状態に言及「タジキスタンも敢えて(水を)撒かないんじゃないですか」
森保一監督率いる日本代表は、15日に敵地でカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選においてFIFAランキング115位のタジキスタンと対戦する。10日の同モンゴル戦(6-0)で古傷の右足首を痛めて途中交代したDF酒井宏樹(マルセイユ)は、“アウェーの洗礼”とも言うべき人工芝の影響を警戒しつつ、「強い日本を見せられればいい」と意気込んだ。
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酒井はモンゴル戦で右サイドバックとして先発出場。MF伊東純也(ヘンク)との巧みな連係でFW永井謙佑(FC東京)のヘディングゴールをお膳立てするなど、積極的に攻撃に顔を出した。だが、試合中に古傷の右足首を痛めて後半12分にDF安西幸輝(ポルティモネンセ)と交代した。
12日のタジキスタン初練習は他のスタメン組とともに軽めの調整で終えたなか、冒頭15分のみの公開となった13日の練習後にはフルメニューを消化したことを明かし、右足首の状態についても「腫れも引いたので大丈夫です」と語った。そのうえで酒井が触れたのが、人工芝となるリパブリカン・セントラル・スタジアムのピッチコンディションだ。
「あとはもう芝に慣れるしかないですね。(人工芝の感覚?)正直、(芝が)短いのか長いのかも分からないです。やってみてですね。もちろん、負けないようにやりますけど」
人工芝に関しては各選手にも質問が飛び、12日にはMF遠藤航(シュツットガルト)は「水を撒けばそこまで大差はない」との感覚を口にしていた。その見解を伝え聞いた酒井は、「でも、(水は)撒かないらしいですね。たぶんタジキスタンも敢えて撒かないんじゃないですか」と自身で入手した情報を明かした。
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