南野同僚の韓国新星、プレミアクラブが獲得に本腰か 英メディア熱視線「十二分な経験値」
クリスタル・パレスがファン・ヒチャンの獲得を画策か 「リバプールの最終ラインに…」
ザルツブルクの韓国代表FWファン・ヒチャンは現地時間10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選スリランカ戦で1ゴールを決め、8-0の勝利に貢献した。欧州の舞台でも印象的な活躍を披露しているファン・ヒチャンに対し、プレミアクラブが獲得に乗り出す可能性が浮上している。英メディア「90min」が報じている。
スリランカ戦で先発に名を連ねたファン・ヒチャンは2-0で迎えた前半20分、右CKの場面でニアサイドに走り込むヘディング弾を突き刺し、リードを広げた。勢いに乗った韓国はその後も怒涛のゴールラッシュを見せ、最終的には8点差をつける圧勝劇を収めている。
また、所属クラブでは、2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節リバプール戦(3-4)で世界最高のDFと評されるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを翻弄するフェイントでゴールを奪ったことが世界でも話題を呼んでいた。
期待の23歳として注目が集まっているファン・ヒチャンに対し、プレミアリーグのクリスタル・パレスが獲得に関心を抱いていることを同メディアが伝えている。今季11試合出場で7ゴール10アシストの記録を残していることも説明したうえで、「あのリバプールの最終ラインに絶大な問題を引き起こした」と欧州王者に与えたインパクトについても脚光を当てている。
また、「年齢に反して、国際大会において十二分な経験値を誇っている」と韓国代表でもすでに主力としての立場を固めていることを強調。アーセナルが獲得に乗り出す噂も浮上しているものの、クリスタル・パレスが本腰を入れる姿勢であることを紹介しており、ファン・ヒチャンを巡る争奪戦が激化する可能性も指摘。移籍市場において、ファン・ヒチャンは注目の的となりそうだ。