「今はいい形でできている」 南野拓実、自己ベストの4戦連続ゴールへ静かなる自信
森保ジャパン発足時に並ぶ3試合連続ゴール中 タジキスタン戦で自己ベスト更新なるか
森保一監督率いる日本代表は、15日に敵地で行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタジキスタン戦に挑む。10日のモンゴル戦(6-0)でゴールラッシュの口火を切ったMF南野拓実(ザルツブルク)は4試合連続ゴールの期待が懸かるが、チームの勝利最優先の姿勢を貫きつつも、「今はいい形でできている」と自信を覗かせた。
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南野はカタールW杯アジア予選モンゴル戦、前半22分に右サイドのMF伊東純也(ヘンク)のクロスを完璧なヘディングシュートで合わせてネットを揺らし、先制点をマーク。その後のゴールラッシュにつながる口火を切った。
これで日本代表戦では、今年9月の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)から3試合連続ゴール。森保ジャパンが発足した昨年9月の同コスタリカ戦(3-0)から10月のウルグアイ戦(4-3)までマークした自身の連続ゴール記録に並んだ。
タジキスタン戦では元日本代表FW三浦知良(横浜FC)、元日本代表FW久保竜彦氏らが記録している4試合連続ゴールに期待が懸かるが、南野は「自分が連続でゴールを決めていることが重要じゃなくて、チームの勝利がまず第一」と冷静に語る。特に、W杯予選、さらには人工芝というアウェーでの難しい状況だけに、そういう思いが一層強いのだろう。
「自分がゴールできなくても、チームが勝つことが一番なので。このままゴールだけじゃなく、その他の部分でもチームに貢献して、勝ち点を積み重ねていければいいなと思います。もちろん、結果は自信になりますけど。そこはブレずにやっていきたいです」
アタッカーとして、自信が増せばピッチ上でも好影響が生まれるという。3試合連続ゴールの南野は今まさにその状況にある。
「FWはやっぱりゴールが入ってくると、シュートへの動きがスムーズになったりとか、迷いのないゴールに向かっていくプレーが増えてくるもの。そういうところは、今はいい形でできている部分はあります」
森保ジャパン最多得点者(8点)として君臨する南野の活躍が、タジキスタン戦でも大きなポイントになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)