苦渋の決断も「最後のチャンス」

「愛する東京を離れることは苦渋の決断でしたが年齢的にも最後のチャンスと捉え、チャレンジすることに決めました。FC東京に関わる全ての皆様、”東京ファミリー”に出会えたことを誇りに思うのと同時に、言葉では表せられないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。元日、味の素スタジアムで優勝カップを掲げられるよう残りの期間も全力で頑張ります」

　神戸DF安田理大が2010年から12年シーズンまで、デン・ハーグFWハーフナー・マイクが2011年12月から14年夏までプレーしたフィテッセはリーグ第16節終了時点で勝ち点25の6位。4位から7位に与えられるヨーロッパリーグのプレーオフ出場圏内に位置している。念願の欧州進出を果たし、オランダの地で攻撃的SBとしてさらなる輝きを放てるか。日本代表での定位置確保も視野に、太田の新たな挑戦がオランダで始まる。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images