スペイン代表、99年の歴史上初となる珍記録を達成 豪華メンバーに“異変”
先発メンバー11人が全員別クラブ
スペイン代表は現地時間12日に欧州選手権(EURO)2020予選でノルウェー代表と対戦し、1-1で引き分けた。この試合では主将のDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)が同国代表の史上最多出場記録(168試合)を更新したことで注目を集めたが、代表チームとしても99年の歴史上初となる珍記録が生まれていた。スペイン紙「AS」が報じている。
なんとこの試合、スペインのスターティングメンバー11人は全員が違うクラブに所属していたのだ。あらためて、その顔ぶれと所属クラブを確認する。
GK
ケパ・アリサバラガ/チェルシー(イングランド)
DF
ヘスス・ナバス/セビージャ(スペイン)
ラウール・アルビオル/ビジャレアル(スペイン)
セルヒオ・ラモス/レアル・マドリード(スペイン)
フアン・ベルナト/パリ・サンジェルマン(フランス)
MF
ファビアン・ルイス/ナポリ(イタリア)
セルヒオ・ブスケッツ/バルセロナ(スペイン)
サウール・ニゲス/アトレチコ・マドリード(スペイン)
FW
ロドリゴ・モレノ/バレンシア(スペイン)
ミケル・オヤルサバル/レアル・ソシエダ(スペイン)
ダニ・セバージョス/アーセナル(イングランド)※レアル・マドリードから期限付き移籍中
国内外において、見事なまでに所属クラブがばらけている。
これはスペイン代表の歴史上(99年・699試合)で史上初だったという。国内リーグではレアル・マドリードやバルセロナの二強クラブが幅を利かせ、多くの選手を代表に送り込む傾向があったが、最近では国外移籍でチャンスを掴む選手も増えている。スペイン代表の歴史に残る珍記録と言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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