「ラグビーW杯へと変貌」 森保Jの圧勝も… アジア予選での“異変”に海外記者も注目
日本はモンゴルに6-0の大勝 他会場でも点差開くワンサイドゲームが相次ぐ
日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第2戦でモンゴル代表と対戦し、6-0の勝利を収めた。15日には第4戦のタジキスタン戦を敵地で控えているが、10日にアジア各国で行われた予選で起きた“異変”に海外記者が注目している。
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モンゴル戦はエースFW大迫勇也(ブレーメン)を負傷で欠くことになったが、前半22分にMF南野拓実(ザルツブルク)が先制点を奪うと、同29分にDF吉田麻也(サウサンプトン)、同34分にDF長友佑都(ガラタサライ)、同40分にFW永井謙佑(FC東京)と前半だけで4得点のリードを奪う。さらに、後半12分にMF遠藤航(シュトゥットガルト)、同37分にMF鎌田大地(フランクフルト)がネットを揺らし、怒涛のゴールラッシュを披露した。
一方、他会場で行われた試合もワンサイドゲームが目立つ展開に。韓国はスリランカに8-0、中国はグアムに7-0、オーストラリアはネパールに5-0、ウズベキスタンはイエメンに5-0、そしてイランは元日本代表MF本田圭佑が実質監督を務めるカンボジアを相手に14-0の圧勝を収めていた。
英紙「イブニング・スタンダード」のジョー・クリシュナン記者は公式ツイッターで「アジアのW杯予選では狂ったスコアボードが並んだ」と投稿すると、英衛星放送「BBC」に務めるジョン・ベネット記者は「この日はW杯アジア予選がラグビーW杯へと変貌した」と、ラグビーのスコア並みに大差が開いたことを強調していた。
現在日本ではラグビーW杯が開催しており、熱狂の渦を巻き起こしているが、10日に行われたアジア予選は海外記者も驚きを隠し切れないほどサッカーらしからぬ点差のついた試合が多く、アジア大陸内での格差が浮き彫りとなったようだ。