「あまりにうますぎる」 魔術師シウバ、相手翻弄の“アウトサイドヒールリフト”に脚光
先制点を奪ったシウバの華麗なテクニックが「スキル・オブ・ザ・デイ」に選出
ポルトガル代表は現地時間11日、欧州選手権(EURO)2020予選第7節でルクセンブルク代表と対戦し、3-0の快勝を収めた。MFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)は先制点を奪う活躍を披露したが、相手を翻弄するアウトサイドキックのヒールリフトがこの日の“最優秀スキル”に選出している。
グループBのポルトガルはホームにルクセンブルクを迎え、前半16分にシウバがゴール前のこぼれ球を押し込んで、先制点を奪うと、後半20分には高い位置でインターセプトしたFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が鮮やかなループ弾を決める。同44分にはMFゴンサロ・グエデス(バレンシア)が追加点を奪い、3発圧勝を収めた。
一方、EURO2020はこの日の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」にシウバのワンプレーを取り上げ、「あまりにうますぎる」と文章を添え、動画を公開。ハーフウエーライン付近の自陣で浮き球のパスを受けたシウバは、相手選手のプレッシングに対し、左足のアウトサイドキックのヒールリフトで華麗にかわし、ドリブル突破を図った。
コメント欄では「この男は過小評価されすぎている」「ロナウドに匹敵する領域に到達」「クオリティーの生産工場」「象徴的な魔術師」とファンからも反響が寄せられている。25歳のシウバは右ウイングに配置されており、ベテランの域に差し掛かっている34歳ロナウドと期待の逸材である19歳MFジョアン・フェリックス(アトレチコ・マドリード)と3トップを組んでいる。年齢的なバランスも万全なポルトガルは現在世界屈指の強豪国であることは確かだろう。
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