「自分の世界に入る」 浅野拓磨、”周りに合わせる”とは異なる理想形を掲げる理由は?
攻撃陣は南野や中島らタレントが揃うからこそ、「周りに任せる感覚」でのプレーを追求
森保一監督率いる日本代表は現地時間12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタジキスタン戦(15日/ドゥシャンベ)に向けて、会場となるリパブリカン・セントラル・スタジアムで初練習を行った。2018年9月のコスタリカ戦(3-0)以来の出場を目指すFW浅野拓磨(パルチザン)は、「自分の世界に入ってプレーできれば」と“理想形”について語った。
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浅野は今年8月、3年間プレーしたドイツを離れ、セルビア1部のパルチザンと3年契約を締結。8月8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦マラティヤスポル(トルコ)との第1戦で移籍後初ゴールを挙げ、リーグ戦6試合0得点、カップ戦6試合1得点とコンスタントに出場機会を得て、今回1年1カ月ぶりの代表復帰となった。
2018年10月、2019年1月のアジアカップにも招集されていたが、いずれも負傷で辞退。6-0と快勝したモンゴル戦でも戦況をベンチで見守っており、サンフレッチェ広島時代に指導を受けた森保監督の勝手を知るとはいえ、実際のピッチでのプレーに関しては連係面など懸念材料も少なくない。
今回はエースのFW大迫勇也(ブレーメン)が負傷で不在のため、浅野にチャンスが巡ってくる可能性も考えられる。浅野自身は、MF南野拓実(ザルツブルク)やMF中島翔哉(ポルト)ら攻撃陣はタレントが揃っているため、“合わせてもらう”ことを意識したいと語る。
「周りに合わせることで意識するなら、逆に周りを意識しないことかなと、今のチームだと感じています。今の代表で個々の能力で光っている選手、個人で打開できる選手がたくさんいるなかでやるとなったら、変に味方がどうするだろうと考えて過ぎていても、自分の良さである動き出しが遅れてしまったりするので。技術も経験もある選手ばかりなので、周りに任せる感覚で。自分ができる動き出し、プレーを存分に出すことが今のこのチームには一番合っているというか、生かしてくれるんじゃないかと思います」
最後に「自分の世界に入ってプレーでできればと思います」と言葉を加えた浅野。持ち前のスピードでタジキスタンの地を駆け抜けるイメージは、しっかりと膨らんでいる。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)