スペイン代表DFラモス、東京五輪参戦か 選手からも“待望論”「勝ちまくっていける」
レアルDFラモス、20年の東京五輪でオーバーエイジとして出場の可能性
スペイン代表とレアル・マドリードでキャプテンを務めるDFセルヒオ・ラモスが、来年の東京オリンピックに向けた世代別代表に参加する意欲を持っていると報じられたことが現地で話題となっている。スペインサッカー連盟としては参加を希望していない一方、現場の有望株たちからは“待望論”が起きているとスペイン紙「マルカ」が報じている。
ラモスはリーガ・エスパニョーラやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、ワールドカップ(W杯)、欧州選手権(EURO)などクラブ、代表ともにほぼすべてのタイトルを手にしてきた。その中で唯一手にしていないのは年齢制限のある五輪で、本人に近い筋の話として東京五輪参加を希望していると伝えられている。
しかし連盟側はEURO決勝からわずか10日後に東京五輪のサッカー競技が始まること、これまでの世代別スペイン代表がオーバーエイジを使わない方向性だったこともあり、招集に消極的な模様だ。
ただし選手たちにとってみれば、金メダル獲得のためにぜひ参加してもらいたいという意向が強いという。匿名を条件に取材に答え、このような意見が多く上がっているという。
「彼にとっても、それは物凄いキャリアのなかで楽しめるものだと思うし、金メダルを獲るために彼はすごく手助けしてくれると思う」
「僕らのクオリティーを大きく飛躍させてくれると思う。誰にとってもとてもポジティブになるんじゃないかな」
「素晴らしキャプテンだし、僕らは彼と一緒に勝ちまくっていけると思う」
20代前半の選手にとって、やはり百戦錬磨のキャプテンは頼れる存在のようだ。果たして来夏、ラモスは日本のピッチに立っているのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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