「誰が誰にとって必要?」 強豪6クラブの“補強戦略”を伊紙分析…最適タイプを指摘
冬の移籍市場で各クラブがどう動くのか? 好発進を切ったインテルに必要な選手は…
欧州サッカー界には夏と冬の2回の移籍市場の期間があるが、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は「誰が誰にとって必要?」と、冬の移籍市場で強豪6クラブがどのような戦略で臨むべきかを特集している。
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そのなかで王者ユベントスは「足りないものはない」と、戦力補強の必要なしという評価がされている。むしろ、放出される可能性のある選手たちは他クラブにとって必要な人材とみなされており、なかでもドイツ代表MFエムレ・ジャンに関しては「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリストから外れたことで、次の移籍市場において退団するための準備を進めている」と記されている。
今季、アントニオ・コンテ監督の下で好スタートを切っているインテルは「ラウタロ・マルティネスが成長し、ロメル・ルカクがフィジカル面の強さを与えた。アレクシス・サンチェスはスピードを前線に加えるが、マウロ・イカルディの存在感に達していない」と前線が評価された。そのうえで「国際的な経験を持つMFが不足している。例えばユベントスのサミ・ケディラのような。ビッグゲームで間違いを犯さない選手が必要」と、中盤の補強の必要性を伝えた。
ここ数年、安定して上位を争っているナポリに関しては「アランの副官が必要だ」と綴っている。ブラジル代表の招集歴を持つアランのそばに、もう1人テクニックに優れた中盤を補強できれば、前線のタレントを生かせると分析した。そのうえで、「フィオレンティーナのエリック・プルガルのような選手がいればベスト」と、チリ代表MFが補強対象のなかでも最高の存在だとしている。
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