ユベントスがポグバ獲得を画策 口頭合意報道のマンジュキッチに1選手追加で交渉か
マンジュキッチに加えて、独代表MFケディラを含める形でポグバ獲得を狙う
イタリア・セリエAのユベントスに所属する元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチは、冬の移籍市場でイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍することで口頭合意していると報じられたが、ユベントスはその状況を利用する一手を打とうとしているという。英紙「ザ・サン」が報じた。
マンジュキッチに関しては先日、イタリア紙「トゥット・スポルト」によって冬の移籍市場の開幕と同時にユナイテッドへ移籍することで口頭合意したと報じられていた。今季から指揮を執るマウリツィオ・サッリ監督の評価が低く、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の登録リストからも外れたマンジュキッチは、リーグ開幕後もカタール移籍の可能性などが報じられていた。
そのなかでユナイテッドと合意したという報道だったが、ユベントスはマンジュキッチに加えて、同様にCLリストから外れたドイツ代表MFサミ・ケディラを交渉に含める形で、ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバを獲得することが狙いになっているという。ポグバにとってユベントスは古巣であり、今夏の移籍市場で復帰する可能性も取り沙汰されていた。
シーズン開幕から負傷を抱えるポグバは、元アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏から不調の理由について、フィジカル面に加えて今夏の移籍市場での退団をブロックされたことだと指摘されていた。ユナイテッドとポグバの関係修復が難しければ、冬の移籍市場でチームを離れることも選択肢になり得る。
この話が進む場合は双方にとって獲得を狙う選手が交渉に含まれるが、移籍金ではポグバが高い評価額を持つだけに、そこに金銭的な条件もプラスされると見られる。いずれにしても、マンジュキッチとポグバの2人の動向は、イングランドとイタリアの両名門にとって冬の移籍市場までに多くの選択肢が検討されることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)