マンUの伝説的名手ギグスが告白、現役時「最も難しかった相手」を名指し…「賢かった」
ディクソン氏がギグス監督に吐露 「君と対戦するのは悪夢だった」
ディクソン氏の名前を挙げたギグス監督は、マッチアップ時に苦戦した思い出を次のように続ける。
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「足の速いサイドバックはタイトにマークしてくる傾向が強いが、そうなれば自分の足の速さは関係ない。クレバーな選手は数ヤードあれば十分なんだ。リー・ディクソンは常に的確な距離感で対応してきたので、入れ替わって背後を取ることもできず、足もとでボールを受けようとすると寄せてきて、彼はそれを阻止したり、判断を焦らせることもできた」
ディクソン氏を脅威に感じていたというギグス監督だが、ディクソン氏もギグス監督の怖さを感じていたようだ。ギグス監督は、「テレビでリー・ディクソンと一緒に仕事をしてから、彼はいつも私に『君と対戦するのは悪夢だった。絶対に考えを読むことができないんだ。まったく顔に見せない。君を蹴っても顔はピクリともしないし、私をかわしても同じ顔のまま』と言うんだ」と明かしている。
現役時代の2人は、まさに好敵手と呼ぶにふさわしい関係だったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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