独代表FWミュラー、バイエルン退団報道を完全否定 「メディアは乱暴に推測している」
クラブ内で序列の低下が報じられるミュラー、移籍報道に対して反応
バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーは、移籍の噂が浮上している状況について「メディアはここ数日で乱暴に推測している」と語り、一連の報道に否定的な意見を示した。ドイツ紙「キッカー」が報じている。
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今年で30歳になるミュラーは、今季ブンデスリーガの試合で7試合すべてに出場しているものの、いまだフル出場を果たした試合は一つもない。また彼のキャリアの中で、5試合連続で先発を逃したのは今回が初となり、現在はクラブ内でも序列を下げていると伝えられている。
自身の地位が揺らぐことになった原因は、今夏にバルセロナから加入したブラジル代表FWフェリペ・コウチーニョの存在だ。ミュラー自身は「もちろんそうだ。(コウチーニョのローン移籍によって)僕の本命のポジションの競争が激化した」と認めているが、その一方で「それが問題ではない」と語るように、問題の本質がそこにはないと主張している。
こういう状況もあってドイツメディアはミュラーの将来を疑問視。ドイツ紙「ビルド」はミュラーが今冬の移籍の許可をクラブに要請したと報じた。これに対して苛立ちを見せたのがミュラーだ。「メディアはここ数日で乱暴に推測している」と語り、自身の見解を示した。
「僕は移籍しない。バイエルンでの成功を今後数週間で成し遂げるために再び集中する。ポジション争いに関しては続けていくだろう。トレーニングや試合中も引き続き全力を尽くす。周りから言うことはこれ以上ないよ」
インターナショナルマッチウィークが明けた後、ミュラーはどんなパフォーマンスを見せるのか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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