ピルロが4大会連続のEURO参戦への野望を激白 「しがみついてでも出場したい」

アズーリと古巣ユベントスへの思いを語る

 イタリア選手協会は、2014-15シーズンのベストイレブンを発表した。その中の一人には、今夏の移籍市場でユベントスからアメリカMLSのニューヨーク・シティFCに新天地を求めたMFアンドレア・ピルロも含まれている。ピルロはイタリアの衛星放送局「スポーツ・メディアセット」のインタビューに応じ、自身の来年の欧州選手権(EURO)へ向けた思いなどを語っている。

 自身が抜けてシーズン序盤は苦戦したユベントスだったが、ここにきて6連勝と一気に調子を上げている。それもあってか、アメリカに移籍したマエストロは「今でもユベントスはイタリアで最強のクラブで、優勝争いの本命だよ」と、最終的に古巣が5連覇を成し遂げると予想している。そして、選出なるかが注目されている来年のEUROに対してこう語った。

「EUROは、僕にとってしがみついてでも出場したいものだ。そのために僕にできることを全て尽くすつもりだけど、決めることができるのは唯一、アントニオ・コンテ監督だけだ」

 ピルロはあらためてイタリア代表が自身の中での最優先事項であると語っている。EUROには2004年ポルトガル大会から3大会連続で出場。前回大会では決勝まで進みながら、スペインに0-4と敗れて準優勝に終わる悔しさを味わっただけに、自身4度目の大舞台への意欲は高い。ベルギー、アイルランド、スウェーデンが同居する激戦のグループEで、”マエストロ”は再びイタリア代表のユニフォームを身にまとい、輝きを放つのだろうか。

 

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