英国人記者がモンゴル戦“先発11人”を採点 6-0快勝も「力不足を露呈した」選手は?
先制点の南野を評価も「アマチュア選手相手にはもっとできることがあったはず」
【MF】
遠藤 航(シュツットガルト) 6点
前進できる能力を見せ、堅実な守備で役割をこなした。柴崎との連係も快適であり、簡単な夜を過ごした。
柴崎 岳(デポルティボ) 6点
モンゴルを相手にしても、いつものようにボールを保持して、循環させるうえで良い働きを見せていた。モンゴルの選手は、彼に寄せることもできなかった。
伊東純也(ヘンク) 7点
酒井とのコンビで生き生きとしたパフォーマンスを披露。モンゴルの守備を破ったのは、右サイドから彼が上げたクロスだった。良いプレーを見せたが、堂安律(PSV)から定位置を奪うには不十分か。
南野拓実(ザルツブルク) 7点
2つのゴールを含め、鮮やかなパフォーマンスを見せたが、UEFAチャンピオンズリーグに出てくるトップクラブの守備を痛めつけられる選手であることを考えれば、モンゴルのアマチュア選手相手にはもっとできることがあったはずだ。
中島翔哉(ポルト) 6点
日本代表のユニフォームを着た彼にとって、最高の夜ではなかった。そのスピードとトリッキーなプレーがあれば、さらなる脅威になることができたはずだ。
【FW】
永井謙佑(FC東京) 5点
求められた役割をこなして、得点者として名を刻んだ。しかし大迫勇也(ブレーメン)の穴を埋めるセンターフォワードとしての能力を示すには、力不足であることも露呈してしまった。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。