「簡単なことじゃない」 吉田麻也、ラグビー日本代表の躍進に感銘「同じアスリートとして…」
“W杯”経験者として感じることを明かす 「僕らの目には映らないたくさんの努力がある」
森保一監督率いる日本代表は13日、アウェーで臨むカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選タジキスタン戦に向けて現地で2日目の練習を行った。DF吉田麻也(サウサンプトン)は躍進するラグビー日本代表に感銘を受けたことを明かしつつ、タジキスタン戦への意気込みを語っている。
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日本代表は10日にホームでモンゴル代表と対戦。エースFW大迫勇也(ブレーメン)が負傷で不在ながらも、怒涛のゴールラッシュを見せて6-0の大勝を収めた。吉田もフル出場し、無失点に抑えるだけでなく、前半29分にはチーム2点目を奪っている。
現在はタジキスタンに移動してトレーニングを積んでいるなか、チーム内でも話題となっているのがラグビーW杯だという。「みんな見ているから、それに影響されて僕も見ちゃってます」と話す吉田は、スコットランドを破ってグループ1位通過を決めたラグビー日本代表について「いろいろなプレッシャーがあるなかで結果をしっかり出すというのは、簡単なことじゃない」と感銘を受けたことを明かし、競技は違うとはいえ“W杯”経験者として感じる部分を語っている。
「プレッシャーは僕らが想像できないくらいだろうし、大国に勝つということはそれだけの準備と、僕らの目には映らないたくさんの努力があるんだろうなと、同じアスリートとして理解できる。素晴らしいなと思います」
一方で、アジア2次予選の舞台では、タジキスタン戦も含めて日本は立ち位置として“挑まれる側”になる。吉田も「どの国もアジアで戦う時は日本とやるのを楽しみにしていますし、日本を負かしてやろうというチャレンジャーの気持ちで挑んでくる」と理解しており、どのように試合に臨むべきかに迷いはない。
「僕らは受け身にならずに、持っているものを最大限に出して、当たり前のように勝つ、当たり前のように良いパフォーマンスをするというのが求められている。同じようにやっていきたいなと思います」
“格上”としての戦いには独特の難しさもあるものの、戸惑いはない。過去2戦と同じように勝利を収め、自分たちの“W杯”にまた一つ近付きたい。
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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)