欧州再挑戦を目指す早熟の天才 パトがプレミア移籍を「僕に適している」と熱望

過去、ミラン移籍前にチェルシーも接触

 欧州復帰のうわさがある元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが、イングランド・プレミアリーグを「世界一のリーグ」と認め、あこがれの舞台であることを口にした。かつてミランで活躍した快足ストライカーは、英地元紙「デイリー・メール」のインタビューで、2007年にACミランへ移籍した当時の裏話なども明かした。

 パトは06年に母国ブラジルの名門インテルナシオナルでプロデビューを果たした。翌年には憧れの元ブラジル代表FWロナウド氏がプレーしていたACミランへと移籍した。だが、その当時、イングランドのクラブからも関心があったことをこう語った。

「イタリアに来てミランでプレーする前から、イングランドの複数クラブからも接触があったと、新聞上で自分の名前を何度も見ていた。チェルシーも興味を示していたけど、あの時の僕の夢はロナウドと一緒にプレーすることだった。ミランから(当時のインテルナシオナルを率いていたアベル・ブラガ)監督に電話があって、僕はロナウドや(パオロ・)マルディーニとプレーするという自分の夢の実現を選んだ」

 ミランで度重なる負傷に泣いたパトは、5年半の在籍を経て、13年にコリンチャンスへと移籍した。母国復帰を果たすと、14年には期限付き移籍でサンパウロに渡った。26歳となった今、欧州再上陸がうわさされるようになった。そして現在、本人はプレミアリーグへの思いが日に日に強くなっているようだ。

 

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