「今は代表のなかでも下にいる」 “スピード系1トップ”の浅野が描く生き残りの未来図
「大きなスペースが生まれる試合ではない」敵地タジキスタン戦でどうアピールするか
「今代表に選ばれているからには、そこから這い上がっていくために、代表での経験でいろいろなものを得て、自分のチームに帰って絶対に結果に残して次につなげたい。それができれば、おのずとすべてが次につながっていく。今までもずっと同じですけど、この一日一日の練習、目の前の試合で自分ができることを100%やるだけだと思います」
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タジキスタン戦では、アジア予選での他のチームの例に漏れず、相手が守備を固めてくる可能性が高い。浅野自身も、「言っても、そこまで大きなスペースが生まれるような試合ではないと思います」と自分がプレーするイメージを膨らませている。
「少ないスペースでも見つけてそこに走ったり、足元で受けてスペースに抜け出すプレーもできるし、相手と駆け引きしながらどこにスペースがあるのかを見つけ、周りとのコンビネーションで崩すこともできます。あとはゴール前にどんどん入っていきたいと思うので、試合が始まれば常にゴールを意識したプレーをしていきたいですね」
スピードだけでなく、フリックや連係プレーの引き出しも自分にはあると言わんばかりのプライドを覗かせた浅野。来たるチャンスに備え、“ジャガー”は静かに牙を研ぐ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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