4年前の“悪夢”振り払う先制弾 南野拓実が快勝の「ポイントだと思っていた」ことは?
3試合連続ゴールで森保ジャパン最多の8点目をマーク
“絶好調男”の日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)が3試合連続決めた。日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(埼玉)を6-0と快勝。前半22分にドンピシャの右クロスに合わせた弾丸ヘディングシュートで先制点を奪った。9月シリーズの国際親善試合パラグアイ戦(2-0)、W杯予選ミャンマー戦(2-0)に続く3戦連発。頼もしい男がまた一段と成長を遂げた。
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ゴールハンターの嗅覚が光った。0-0の前半22分、DF酒井宏樹(マルセイユ)とMF伊東純也(ヘンク)のワンツーで抜け出した伊東の右クロスに反応。ゴール前でフリーとなり、ドンピシャの右クロスを鋭いヘディングシュートで決めた。3試合連続ゴール。森保一監督の信頼を得て定位置のトップ下で先発し、結果を残した。
「前半にゴールできたことで非常に楽な試合展開になった。ホームで非常に重要なことだと思っていた。チームとして早い時間にゴールが欲しかったし、1点が入れば2点、3点と入ったので」
DF登録が6人先発するモンゴルに試合開始直後から攻めた。だが、打っても打ってもなかなか入らない……。相手の堅い守備を崩しきれなかった4年前のロシアW杯予選の初戦となったシンガポール戦(0-0)もよぎるなか、振り払ったのは背番号9だった。
「今日はクロスが上がっていて、攻撃チャンスになると思っていたので、中でどれだけ早くイニシアチブを取ってクロスに入れるかがポイントだと思っていた」
この日は、左サイドは森保ジャパンの立ち上げ当初からトリオを組んできたMF中島翔哉(ポルト)だったが、右サイドはMF堂安律(PSV)ではなく、スピードとドリブルが持ち味の伊東が入った。両サイドからの攻撃も活性化されているなか、UEFAチャンピオンズリーグのリバプール戦(3-4)でゴールを決めた自信を胸に、中央へ飛び込んだ。
今季は所属クラブで公式戦11試合6得点8アシスト。これに加えて、国際Aマッチでも3試合連続ゴールと絶好調をキープしている。森保ジャパンでも最多の8得点となった。その頼もしさは試合を重ねるごとに増すばかり。カタールW杯へ続くアジア予選。切符をつかみ取る熱戦を通して、存在感をさらに高めていくだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)