マンU、ユーベ戦力外状態のFWマンジュキッチを今冬獲得か 口頭合意と伊紙報道
ルカクとサンチェス放出後、ストライカー不足に陥っているユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドは、ユベントスに所属するクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの獲得に関心を持ち続けいるようだ。イタリア紙「トゥットスポルト」によると、年明けにもストライカーの移籍が実現する。
マンジュキッチは今夏の移籍市場でもユナイテッド移籍に近づいていたが、最終的に合意に達しないままユベントスに残留。しかし、ユベントスのUEFAチャンピオンズリーグ登録メンバー25人から外れ、プレー機会も与えられていない。
33歳のマンジュキッチは、カタールのアルラーヤンからの年俸700万ポンド(約9億2000万円)のオファーを断り、ヨーロッパに残ることを希望しているという。プレミアリーグ移籍は彼の希望に沿ったものであり、2020年初頭の移籍を望んでいるようだ。
「トゥットスポルト」によると、ユナイテッドとマンジュキッチ側は1月1日に移籍することで、口頭で合意に達したという。
2015年にアトレチコ・マドリーからユベントスに加入したマンジュキッチは、162試合に出場して44ゴールをマーク。また、バイエルンに在籍した2シーズンの間には、CL制覇も経験している。
ベルギー代表FWロメル・ルカクとチリ代表FWアレクシス・サンチェスをイタリアのインテルに放出したユナイテッドは、ストライカー不足に陥っている。オレ・グンナー・スールシャール監督の率いる赤い悪魔は、プレミアリーグ第8節を終えて9得点と攻撃面の課題を露呈。第8節のニューカッスル戦も0-1で敗れ、12位と苦戦が続いている。
10月20日に再開するプレミアリーグでは、ホームのオールド・トラフォードに首位のリバプールを迎えるが、スールシャール監督に対するプレッシャーは日増しに強くなっている。今冬のマンジュキッチ獲得が浮上しているユナイテッドだが、その時までスールシャール監督が率いているか不透明な情勢にあり、チームの動きに一層注目が集まりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)