「これが日本代表」 堂安律、激化するポジション争いを歓迎「こういう場所を求めている」
モンゴル戦では伊東純也が3アシストの活躍 右サイドハーフの競争がさらに激化
森保一監督率いる日本代表は13日、アウェーで臨むカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選タジキスタン戦(15日)に向けて現地で2日目の練習を行った。MF堂安律(PSV)は激化するポジション争いを歓迎している。
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日本代表は10日にホームでモンゴル代表と対戦。エースFW大迫勇也(ブレーメン)が負傷で不在ながらも、怒涛のゴールラッシュを見せて6-0の大勝を収めた。9月のミャンマー戦(2-0)に続いての完封勝利。2次予選は理想的なスタートとなっている。
モンゴル戦で活躍を見せたのが、右サイドハーフの伊東純也(ヘンク)だ。クロスから3アシストを記録し、チームの総得点の半分を演出してみせた。同じく右サイドハーフを主戦場とする堂安は、モンゴル戦で出場機会がなかった。MF久保建英(マジョルカ)も含めたポジション争いが激化しているが、堂安はむしろ歓迎の意向を示している。
「これが日本代表というところ。こういう場所を求めてチームを変えた(フローニンゲン→PSV)し、代表にも来ている。自分から厳しい環境に飛び込んできているわけで、それをわざわざ態度に出すわけではないですし、楽しみですね」
激しい競争のなかに身を置き、ポジションを勝ち取ることによって自身の成長につなげる。オランダ屈指の名門PSVでそうした日常を戦う堂安にとって、ポジション争いにネガティブな意味合いはなく、むしろ糧とすべきもの。だからこそ、日本代表での現状にも不満を漏らすのではなく、プラスに捉えて前を向く。
そのなかで迎えるタジキスタン戦に向けては、「これまでの予選よりは間違いなく個人のポテンシャルも高いと思います」と警戒を強める。互いにここまでの戦績は2戦2勝。勝てば突破に向けて大きな前進となる一戦だが、ミャンマー、モンゴルと比べて技術の高いチーム相手に、どのような展開になるかは未知数だ。堂安は次のように展望した。
「止めて蹴るの部分がこれまでの国よりも間違いなくしっかりできる。逆に相手がしっかりサッカーをしてくる分、もしかしたら戦いやすい可能性もありますけど、環境も含めてすべて違うので、どうなるかなというところですね」
人工芝のピッチを含めて環境面が大きく異なるだけに、敵地での一戦は決して簡単なものにはならないだろう。堂安は様々な状況を想定しつつ、存在感を示すべく出番に備えて牙を研いでいる。
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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)