“サッカー小僧”中島、敵地タジキスタンで“最高のプレー”宣言 「相手はあまり関係ない」
アウェー+人工芝の過酷な環境にも“普段通り”を強調「大丈夫です」
森保一監督率いる日本代表は、15日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でFIFAランキング115位のタジキスタンと対戦する。アウェー、なおかつ人工芝でのゲームと過酷な環境下での戦いとなるが10番を背負う中島翔哉(ポルト)は「相手はあまり関係ない」と自分の“ベストパフォーマンス”に集中するビジョンを明かした。
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森保ジャパンは10日のカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦で6-0と快勝。左サイドハーフで先発出場した中島もチーム5点目となったMF遠藤航(シュツットガルト)のゴールをアシストするなど、フル出場でチームに貢献した。
翌日にタジキスタンに向かった一行は、12日の夕方に現地で初練習を実施。モンゴル戦に出場した中島はランニングなど軽めの調整にとどまったなか、現地の気候や会場となるリパブリカン・セントラル・スタジアムの人工芝について問われると、「大丈夫です」と“普段通り”を強調していた。
人工芝の感触に関しては、「明日練習をちゃんとやると思うのでそこで確認したいです」と加えたものの、生粋のサッカー小僧として知られる中島にとっては、サッカーをできることが何よりも優先が高いのだろう。この日も、ランニングをしている最中に転がっているボールでスタッフに対して股抜きを試みようとするなど、リラックスした表情が見受けられた。
2次予選ではタジキスタン、11月のアウェーゲームでもFIFAランキング97位のキルギスと、アジア内ではイラン(同23位)に次ぐ日本(同31位)にとっては格下の相手が続く。そのなかで中島は“自分のプレー”に集中するために準備を続けたいと語る。
「相手がどういうやり方をするとか知るのは大切なこと。そのうえで個人的に大事だと思うのは、自分自身のベストパフォーマンスを出すような試合をやっていければいいかなと。それにはあまり相手は関係ないと思うので、相手を知りつつ最高のプレーを出せるようにしていけたらなと思います」
日本の10番を背負う男が、タジキスタンの地で自分の“100%”に近いプレーを見せられるのか。敵地で勝ち点3をつかみ取るためには、重要なポイントになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)