王者ユベントスが怒涛の6連勝! 新戦力が躍動し5連覇への追撃態勢整う

2位フィオレンティーナを破り4位に浮上

 今季序盤に出遅れていた昨季のイタリア王者ユベントスは、13日の上位決戦となった本拠地フィオレンティーナ戦で3-1の勝利。怒涛のリーグ6連勝で、順位を4位まで上げた。

ユーベは前半3分にDFジョルジョ・キエッリーニがPKを与え、これをフィオレンティーナのFWヨシップ・イリチッチに決められて先制を許す立ち上がりとなった。しかし、前半6分にDFパトリス・エブラのクロスをファーサイドでMFフアン・クアドラードがヘディング。衛星放送局「スポーツ・メディアセット」のインタビューに「ファーサイドのマンジュキッチを狙った折り返しだった」と話したヘディングが、GKの頭を越えてそのままゴールに吸い込まれ、すぐさま1-1の同点に追いついた。

 その後、試合は両チーム合計で8枚のイエローカードが提示される乱戦となったが、最後に勝負を決めたのはユベントスだった。後半35分、MFポール・ポグバのスルーパスに抜け出したFWパウロ・ディバラがGKとの1対1をドリブルでかわしにかかったが、GKチプリアン・タタルサヌにそれは阻まれた。しかし、こぼれ球をFWマリオ・マンジュキッチが押し込んで2-1と勝ち越した。さらにアディショナルタイムには、ディバラが今度は1対1を冷静に決めて3-1とし、勝利を決定づけた。

 これによりセリエAの上位は、前日に勝利を収めたインテルが勝ち点36で首位、ナポリとフィオレンティーナが勝ち点32で並んでいる。そして前節4位のローマがナポリと0-0で引き分けて勝ち点29となったため、勝ち点を30に伸ばしたユベントスが4位に浮上した。

 

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