「これ以上ないお手本」 マネの“完璧スライディングタックル”に反響「現時点で世界最高」
リバプールの全2ゴールを生み出したマネ、守備面での見事な対応に脚光「なんてタックルだ!」
リバプールは現地時間4日、プレミアリーグ第8節でレスター・シティと対戦し、2-1で勝利を収めた。後半アディショナルタイムの劇的決勝弾で勝ち点3を掴み取った一方、先制点に加え、決勝弾となるPKも勝ち取ったセネガル代表FWサディオ・マネの的確なスライディングタックルにも脚光が当たり、「なんてタックルなんだ!」「これ以上ないお手本」と反響が寄せられている。
開幕から7連勝を飾り首位を走っていたリバプールは、かつて本拠地アンフィールドで指揮を振るったブレンダン・ロジャース監督率いるレスターをホームに迎え撃った。前半40分、速攻カウンターからマネが爆発的なスピードを生かし、先制点を奪うことに成功。しかし、後半35分に同点弾を許してしまう。
連勝ストップの空気が漂うなかで迎えた後半アディショナルタイム、ペナルティーエリア左でボールを拾ったマネが鋭い切り返しを見せると、相手DFはたまらず足を引っ掛けてしまいPK判定。レスターの選手たちは抗議し、主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に確認を取るも、最終的に判定が覆ることなく、キッカーを務めた元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが冷静に流し込んだ。
8連勝を達成したリバプールだが、クラブ公式インスタグラムはこの日全2ゴールを生み出したマネの守備面にもスポットライトを当て、動画を公開している。レスターが左サイドから攻撃を仕掛ける場面、イングランド代表DFベン・チルウェルが高い位置でボールを受け、リバプールの守備網を突破。全速力で守備に戻ったマネが完璧なタイミングでのスライディングタックルを仕掛け、見事にボールを刈り取った。
コメント欄では「なんてタックルなんだ!」「ビースト・モード!」「現時点で世界最高のアタッカー」「これ以上ないお手本だ」「今リバプールで最も不可欠な男」「パーフェクトなタックル」とファンからも反響が寄せられていた。
チルウェルのオーバーラップはレスターにとって大きな武器となっているため、本来、左ウイングを務めるマネは、この日右サイドに戦術的配置が施された。攻撃面で迫力を出すことでチルウェルの攻撃参加を防ぐだけでなく、守備面でもチームを救う貢献度を示していた。