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香川は密集した敵陣を切り裂く「エキスパート」 米メディアが俊敏なプレーを大絶賛
「サンデー香川」襲名!? 日曜日の試合での絶好調ぶりも指摘
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、13日のフランクフルト戦で前半43分から途中出場。1アシストを含む2得点に絡む活躍で4-1の大勝に大きく貢献した。一部の独メディアからチーム最高評価を与えられた「背番号23」は、米テレビ局「ESPN」での採点でもチーム3位タイとなり、寸評では屈強の男たちを相手に芸術的なテクニックで相手を翻弄する様から、「わずかなスペースで働くエキスパート(専門家)」と賛辞が送られた。
10が最高、1が最低となる同メディアの採点で、香川は同点弾を決めたMFムヒタリアンと並び9点が与えられた。密集した相手守備陣を苦にせず切り裂いていく敏捷性と高い技術を備える香川のプレースタイルは絶賛されており、「このドルトムントの攻撃的MFは、わずかなスペースで働くこと、そして日曜日のエキスパートだ。アシストだけでなく、フランクフルトのペナルティーエリア付近で何度も目を見張るプレーでチャンスに関与していた」と寸評された。
寸評にあるように、香川が今季輝きを放った試合の多くが日曜日に行われていた。今季のリーグ初ゴールを挙げたインゴルシュタット戦(8月23日)、1得点1アシストのレバークーゼン戦(9月20日)、圧巻の3アシストを記録したアウクスブルク戦(10月25日)、そして貴重な先制弾を決めたシャルケとのダービーマッチ(11月8日)など、いずれも日曜開催の試合で決定的な仕事をこなしてきた。
2試合連続のベンチスタートに、試合後は悔しさも覗かせていた香川だが、短い時間でも確実に結果を残す確かな実力を証明してみせた。
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