メッシが語る、イニエスタとシャビ退団の影響 「すべてが彼らを経由していた」
バルサを離れたイニエスタとシャビ、2人の抜けた影響をメッシが証言
今季は負傷によって出遅れたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、バルセロナの地元ラジオ局「RAC1」のインタビューに応じ、クラブ、家族、将来など様々なことを語った。そのなかで、バルセロナのレジェンドで、アル・サッドを指揮する元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス監督とヴィッセル神戸の同MFアンドレス・イニエスタについて言及している。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
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今季からカタールのアル・サッドで監督業を始めたシャビ氏は、1991年にバルサの下部組織に入団し、1998年にトップチームでデビュー。シャビが入団した5年後にイニエスタがバルサに加入し、2002年にトップチームでのデビューを飾った。そして、メッシはイニエスタ入団から4年後にバルサ入り。2004年にトップチームでデビューしてから3人を中心に多くのタイトルを獲得し、バルサの一時代を築いた。
2015年にシャビがカタールへ、2018年にイニエスタが日本へ行ってからは、バルサが展開するサッカーが変わったと言われることが多くなった。
「RAC1」のインタビューに応じたメッシは、共に一時代を築いたシャビとイニエスタについて改めてコメント。2人が去ったチームは変化せざるを得なかったことを明かしている。
「アンドレスやシャビのような選手を見つけることは不可能で、何が起こるかは明らかだった。私たちはフィールドの半分で90パーセントほどのポゼッションを誇っていたし、(ボールを)失ったとしても5秒後には奪い返していた。私たちには素晴らしいMFがいて、何が起こるのか分かっていた。イニエスタとシャビはユニークだったため、このチームのやり方や哲学を変えなければならなかった。なぜなら、すべてが彼らを経由していたからだ。彼らがいなくなったから変えなければならなかった」
偉大なレジェンドMFがクラブを去った影響が大きく、これまでのやり方を変えなければならなかったことをメッシは明かしている。続けてメッシは監督を始めたシャビについて語っている。
「彼が望む時にはいつでも戻ってくることができる。彼が戻ってくる時のために組織は形成され、準備していると思う。それはグアルディオラの時と似ているように感じる」
メッシは、シャビがいずれバルサの監督を務めると予言。しかも、クラブがグアルディオラを迎えた時と同じようになると語っている。2人の先輩について語ったメッシは、その影響力の大きさを改めて感じているのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)