メッシ、“キング”ペレの大記録に肉薄 45年間破られない記録更新にスペイン紙も注目
サントスで643ゴールを挙げたペレの記録まで残り39ゴール
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第8節のセビージャ戦で直接FKを決めて、4-0の勝利に貢献した。このゴールでバルセロナでの通算ゴール数を604としたメッシは、元ブラジル代表FWペレ氏の偉大な記録に迫っているとスペイン紙「AS」が報じている。
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ペレ氏は18年間在籍したサントスで、計643ゴールを記録してきた。この一つクラブで記録したゴール数は更新不可能とされていたが、メッシがその記録に近づいている。
メッシ以前に、3度のワールドカップ(W杯)優勝を誇るペレの記録を脅かしたのは、元ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏だ。1956年から74年までサントスでプレーしたペレ氏に対し、ミュラー氏は1964年から79年まで在籍したバイエルン・ミュンヘンで565ゴールを記録している。
バルセロナ一筋のメッシは、セビージャ戦で今季初ゴールを挙げ、クラブでの通算ゴール数を604に伸ばした。ペレの記録までは39得点に迫ったメッシは、ここ10年間にわたって年間40得点以上を決め続けている。このため、45年間破られることのなかった記録の更新が現実味を帯びてきている。
2004年にバルセロナでデビューし、セビージャ戦で通算691試合目の出場を果たしたメッシは、リーグ戦で420得点、UEFAチャンピオンズリーグで112得点、国王杯で51得点、スペイン・スーパーカップで13得点、クラブW杯で5得点、そしてUEFAスーパーカップでも3得点を決めている。世界中の注目を集め続けるメッシだが、今季はそのゴールがよりクローズアップされそうだ。