唯一無二の“イニエスタ包囲網”に英メディア再脚光 「最も偉大な魔術師として名を刻む」

過去のイニエスタに対する包囲網は圧巻【写真:Getty Images】
過去のイニエスタに対する包囲網は圧巻【写真:Getty Images】

名手イニエスタを囲い込む守備網は「ネット全体の話題をさらった」

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは現在、Jリーグでも持ち前の技術力を遺憾なく発揮しているが、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ネット全体の話題をさらった“イニエスタ包囲網”の写真」と見出しを打って報じ、相手守備陣に囲まれるイニエスタの写真を厳選し、「ピッチ上で最も偉大な魔術師として歴史に名を刻む」と称賛している。

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 2018年にバルセロナから神戸に加入したイニエスタは、期待を裏切らない華やかなテクニックで日本のファンを大いに沸かせている。チームは現在9位と結果が伴っていない状況にはあるが、イニエスタのパフォーマンスはいまだ世界から大きな注目を集めている。そんななか同メディアは、イニエスタがこれまでのキャリアで複数人に囲まれた瞬間を捉えた包囲網の写真を集めて振り返っている。

 ピックアップしたのは、2012年欧州選手権(EURO)のイタリア戦とクロアチア戦、そして2014-15シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ユベントス戦のワンシーンだ。相手に囲まれながらもボールをキープするイニエスタについて、記事では「とにかく、彼はピッチ上で最も偉大な魔術師として歴史に名を刻むだろう。イニエスタのボールコントロールは唯一無二であり、難しい局面を打開するエキスパートだ」と、惜しみない賛辞を送っている。

 また、「イニエスタがキャリアの終焉を迎える最も象徴的な写真は、完全な空箱となったスタジアムにピッチの中央で座り込んでいるものだ」と、バルセロナ退団の際に誰もいない本拠地カンプ・ノウに腰を下ろす姿にもスポットライトを当てていた。世界トップレベルの舞台からは退いたイニエスタだが、キャリアを通して披露してきたハイレベルな技術は、依然として世界で語り継がれているようだ。

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