海外組増加で若手の手本に! “川島流”時差ぼけ調整方法は「僕はベッドの上で…」
若手とも時差ぼけについて“ミーティング” 「ちょうど植田と話をしていて…」
日本代表GK川島永嗣(ストラスブール)が8日、若手に“時差ぼけ調整法”を説いた。日本代表は10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(埼玉)と、15日に敵地で臨むタジキスタン戦(ドゥシャンベ)に向けてさいたま市内で合宿を実施。海外組が全23選手中20人にも上る森保ジャパンで、ベテラン川島はコンディション調整の重要性を語った。
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8日の練習でようやく全員が揃い、10日には負けられないモンゴルとのW杯予選を控える。海外組が過去最多の20人となった森保ジャパン。欧州から帰国する選手が直面するのは“時差ぼけ問題”だ。2010年にベルギー1部リールセに加入して以来、スコットランドやフランスでプレーを続けてきた川島は、代表選手の宿命とも言える時差ぼけの調整法に長年取り組んできた。川島はタイミングを見極めて、コンディションを整えていくという。
「時差の調整はもちろんありますし、それを自分がどういう形でいい状態を出せるのかは、長くやらせてもらっているので……どういうタイミングで寝るかとか寝ないかとかも含めて、気をつけている部分はもちろんあります」
若手から意見を求められることもある。前日7日にはDF植田直通(セルクル・ブルージュ)と時差ぼけについて話をし、ストイックな調整法に川島も驚いたようだ。
「『寝ないように部屋でベッドに寝ない』とか、『椅子に座っている』とか言ってましたけど、僕はベッドの上で横たわっています(笑)。(大事なのは)バランス。気に懸けるところは気にしなければ人間の体は正直だと思いますし、睡眠時間とか休養も含めて、いい状態を作るのが大切。移動だったり、アウェーの戦いとかも含めて想像できない部分も出てくると思うので、上手くぼかすところはぼかして、ただ自分のやることに集中するのも大切」
長年日本代表を支えてきたベテランだからこそ実感する良いコンディションの作り方。どんな状況でも言い訳が許されないからこそ、若手は代表選手としてそれぞれの調整法を模索する必要がある。2次予選でもまだ敵地の戦いはタジキスタンやキルギス、モンゴルが待っている。厳しい環境のなかでも、百戦錬磨の川島の助言がヒントになることは間違いない。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)