絶好調の南野拓実がタクトを振る! “大迫代役”FW3人を熟知「お互い意識して…」
エースFW大迫が負傷により不在…南野は代役の永井、浅野、鎌田を熟知
オーストリア1部ザルツブルクに所属するMF南野拓実が8日、日本代表の練習に合流した。日本代表は10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(埼玉)と、15日に敵地で臨むタジキスタン戦(ドゥシャンベ)に向けてさいたま市内で合宿を実施。この日23人全員が揃ったなか、公開された冒頭15分間の練習では合流した10人は別メニューで調整した。今回のW杯予選2連戦では、負傷によりエースFW大迫勇也(ブレーメン)が不在となるなか、代役のFW3人を熟知する南野には“使う側”としての期待もかかる。
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10月シリーズの日本代表攻撃陣のキーマンは、絶好調の南野だろう。今季は所属クラブで公式戦11試合6得点8アシスト。これに加えて、国際Aマッチでも2試合連続ゴールしている。現地時間2日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦(3-4)では1ゴール1アシストし、世界中に存在感を知らしめた。そんな好調を維持する南野には、負傷で招集外となった大迫の穴を埋めるべく、中心としての役割が要求される。
「どの選手が入って、どういうシステムでというのもまだ分かんないですけど、入った選手の特徴は理解して、チームとしていいプレーができるようにしていければいいかなと思います」
今回のFW陣は永井謙佑(FC東京)、浅野拓磨(パルチザン)、鎌田大地(フランクフルト)の3人。永井とは6月の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)でスタートからともにプレーし、前回の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)でも途中から組んだ。鎌田とは3月の国際親善試合ボリビア戦(1-0)で、浅野は昨年9月の国際親善試合コスタリカ戦(3-0)をはじめ、2016年リオデジャネイロ五輪代表でもともにプレーしてきた。他の前線のメンバーに比べて3人を熟知している南野は、その自覚をもちろん持つ。
「前めの選手の特徴はプレーしたことがあるので、なんとなく分かっている部分がある。そこを上手く組んだ選手とお互い意識していければいいかな。スピードが特徴の選手が入った場合は、サコくん(大迫)が入った時よりも裏のスペースを意識する必要があると思うし、特徴を理解しながらプレーすることは必要」
絶好調の得点力を買われ、自身がストライカーとしての役割を求められる可能性もある。その場合も「自分はいろんなポジションで準備していければ」。欧州の舞台で大活躍する南野は、幅のあるプレーで攻撃陣を牽引していく。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)