先発落ちの悔しさを超絶アシストにぶつけた香川 美しい連携は「次につながる」

ドルトムント快勝も試合後に浮かべた悔しさ

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、13日の本拠地フランクフルト戦でリーグ戦2試合連続の先発落ちとなった。後半12分にFWオーバメヤンのゴールをアシストするなど2点に絡む活躍を見せ、ドルトムントの4-1の勝利に貢献したが、試合後は「悔しい」とベンチスタートに無念さをにじませた。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。

「監督が決めることなので。もちろん選手としては悔しいですけど、切り替えてやるしかなかったですし、試合に勝ってまずは良かったと思います」

 前半戦のホーム最終戦で、またしても控えとなった香川の口からは無念さが溢れた。開幕14試合連続でスタメン出場を果たしたが、ここ2試合はトーマス・トゥヘル監督からターンオーバーの対象となっている。10日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)PAOKテッサロニキ戦で先発し、中2日で臨んだフランクフルト戦だったが、先発出場に懸ける思いは強かった。

 チームは前半6分に先制されたが、香川はベンチから冷静に戦況を見つめていた。

「練習から意図していた崩しができていた部分はたくさんあったので、チャンスは多く作れていました。ワンチャンスで向こうには決められましたけど、逆転する力であったり、チャンスを作り出す力という意味ではしっかりと示せたと思うんで、時間の問題だったと思います」

 

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