「ぶつけたい」 南野拓実、1G1AのCLリバプール戦を振り返り「僕は悔しい気持ち」
W杯予選に向けて日本代表の練習に合流
オーストリア1部ザルツブルクに所属するMF南野拓実が8日、日本代表の練習に合流した。日本代表は10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(埼玉)と、15日に敵地で臨むタジキスタン戦(ドゥシャンベ)に向けて、さいたま市内で合宿を実施。前日7日は14人で合宿初日を迎えたが、この日全23人が揃った。公開された冒頭15分間の練習では、合流した10人は別メニューで調整。好調をキープしている南野は、今回の代表戦で1ゴール1アシストと世界に存在感を示したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦(3-4)の“リベンジ”を誓った。
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秋の気配が漂うさいたま市内のグラウンドで、この日合流した南野の顔に緩みはなかった。主将のDF吉田麻也(サウサンプトン)と言葉を交わし、MF堂安律(PSV)やDF長友佑都(ガラタサライ)らとボールを蹴る。ランニングでも引き締まった表情で、黙々とメニューをこなした。
記憶に新しい現地時間2日のCLリバプール戦。欧州王者の本拠地アンフィールドで南野は大暴れした。ザルツブルクは前半9分、25分、36分と立て続けに失点したものの、同39分に1点を返して迎えた後半11分、左サイドからのクロスを南野が鮮やかなダイレクトボレーでゴール左に叩き込んだ。続く同15分には、右サイドからクロスで同点弾をアシスト。1ゴール1アシストの活躍で「MINAMINO」の名を世界に轟かせた。南野にとって、やはりあの一夜は特別なものになったようだ。
「トップクラスのレベルのなかで試合を経験することは自分にとっても成長できて、いい経験になるし、そこで何かしら結果を残すというのは選手として自信にもなる。それは良かった経験。ここから代表に自信を持ってきて、プレーできればいい」
大きな夢であり目標だったCLの舞台。代表選手としてさらにレベルアップするためにも、欧州で戦うことは必要不可欠だった。一つの“試金石”でもあったリバプール戦で、結果を残し、「ああいう舞台で自分が楽しんでプレーできていると試合中に実感しているので、それがすごい自分の自信になるかな。すごくいいメンタル状況でプレーできているから」。国際親善試合パラグアイ戦(2-0)、W杯予選ミャンマー戦(2-0)と2試合連続ゴールを決めた9月シリーズとはまた違う表情で語った。
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