マジョルカ監督、久保の“潜在能力”に言及 「自然な形でエリートへのプロセスを…」
モレノ監督は「久保の持っている素質というのは楽しみなもの」と高く評価
日本代表MF久保建英はスペイン1部マジョルカでデビューを飾って以降、6試合連続出場を果たし、10月の国際Aマッチウィークを迎えた。マジョルカのビセンテ・モレノ監督は、過熱する“久保報道”を牽制しつつ慎重な起用に徹しているが、「自然な形でエリートへのプロセスを進むようにするということ」にフォーカスしているという。スペインテレビ局「モビスター・プラス」の番組「エル・テルセール・ティエンポ」に語った。
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久保は今夏、名門レアル・マドリードと契約を締結後、同じスペイン1部のマジョルカへレンタル移籍を決断した。現地時間9月1日のリーガ第3節バレンシア戦(0-2)でデビューを飾ると、第5節ヘタフェ戦(2-4)ではスペイン初アシストをマーク。翌節のアトレチコ・マドリード戦(0-2)からは2試合連続でスタメン出場も果たした。
試合を重ねるごとに周囲からの期待値が高まる一方で、モレノ監督は慎重な姿勢を貫いてきた。アトレチコ戦後の記者会見では、久保評を求める質問に対し、「記者会見でタケのことについて話さなければいけないことにうんざりしている」とメディアを牽制したことが話題となった。
もっとも、44歳のスペイン人指揮官は久保への期待も隠していない。スペインテレビ局「モビスター・プラス」の番組「エル・テルセール・ティエンポ」は、「久保の持っている素質というのは楽しみなもの」とモレノ監督のコメントを伝えている。
「何より彼は高いレベルがあり、とても若い。とにかく我々が唯一しなければならないのは、自然な形でエリートへのプロセスを進むようにするということ。急ぐことはない。時に私が感じるのは、あらゆる人たちが急いでいる。我々が思っている久保が、将来いるであろう場所にできるだけ早くたどり着いて欲しいと思っている」
モレノ監督は一歩ずつしっかりと段階を踏み、18歳の久保を高みへ導く理想の“育成プラン”を頭に思い描いていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)