元バルサFWエトー、名将グアルディオラについて言及 「人としては好きではない」
バルサ時代に指導を受け、「彼からはフットボールを学んだ」とその手腕は認めるも…
元カメルーン代表FWサミュエル・エトーがバルセロナ時代に指導を受けたペップ・グアルディオラ監督について、「監督としては大好きだが、人としては好きではない」と語った。スペイン紙「マルカ」などが報じている。
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エトーは2004年から2009年までバルセロナで活躍。08-09シーズンにBチームからトップチームへ昇格したペップの下で1シーズンだけプレーした。
しかし、両者の関係は決して良好とは言えないものだった。ペップが就任直後に元ブラジル代表FWロナウジーニョや元ポルトガル代表MFデコとともに、エトーに構想外であることを言い渡していたからだ。最終的にエトーは残留し、公式戦52試合で36ゴールと指揮官を見返す活躍で、チームの三冠達成に大きく貢献してみせた。その後、エトーは公の場でグアルディオラ監督に対する皮肉のコメントを繰り返してきた。
今月、現役引退を発表したエトーはこれまでのキャリアで指導を受けた監督たちについて語っている。そのなかでペップについては「監督としては大好きだが、人としては好きではない」とあけすけに語っている。「彼からはフットボールを学んだ。彼の(フットボールについての)解釈は他の誰よりも優れていた」とその手腕については認めているが、やはり完全に打ち解け合う関係性を築くことはできなかった。
エトーはバルセロナ退団後にインテルに加入し、ジョゼ・モウリーニョ監督の下でも三冠達成を成し遂げた。ペップ、モウリーニョと現代を代表する名指揮官の下でタイトルを何度も獲得してきたが、最も影響を受けた監督にはマジョルカ時代の恩師の名前を挙げている。
「もし誰か1人の監督の下に残るとすれば、それはルイス・アラゴネスになるだろう。彼は私の人生を変えた。私たちはマジョルカのオフィスで話し、その時のことが私の選手人生を完全に変えたんだ。彼は私を呼び出し、こう言った。『サミュエル、君はマジョルカですべてを成し遂げた。ビッグクラブへ行く時が来た』とね」
エトーは2000年から04年までマジョルカに所属。2000-01シーズンと03-04シーズンにチームを率いていたのが、のちにスペイン代表を欧州王者に導く故アラゴネス監督だった。ステップアップの後押しをしてくれたスペイン人指揮官に対する思い入れが最も強く残っているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)