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香川祭りだ! フランクフルト戦途中出場で華麗に2点を演出 長谷部との日本人ダービー制する
香川がヴォルフス戦の劇的決勝弾に続く、大暴れ
後半12分、左サイドでボールを持った背番号23は中央のギュンドアンにボールを預けてDFラインの裏へと走りだすと、香川と絶妙な連携を誇るギュンドアンが浮き球でリターンパス。フリーでパスを受けた香川はこれを右足アウトサイドでダイレクトに中央へ折り返すと、最後はオーバメヤンが確実に押し込んだ。エースはPK失敗の汚名返上となるリーグトップの18点目で2−1で勝ち越しに成功した。トゥヘル監督も豪快なガッツポーズで喜びを爆発させた。
さらに同16分にはCKの流れからエリア内左へ侵入した香川が起点となって追加点が生まれた。香川のラストパスを受けたムヒタリアンのシュートはDFに防がれるもこぼれ球をフンメルスが左足で押し込んだ。64分には再び香川が起点となって絶好のチャンスを得たが、ムヒタリアンは余裕を持ちすぎたのか無人のゴールへのヘディングシュートを浮かしてしまった。同41分にはDFピスチェクのクロスからFWラモスが決めてドルトムントがダメ押し点を奪った。
試合はそのまま終了し、ドルトムントが4−1のスコアで大勝した。
フランクフルトの長谷部もフル出場で守備に奮闘したが結果にはつながらなかった。一方、途中出場ながらドルトムントの香川は2点に絡む活躍を見せた。前節ヴォルフスブルク戦で後半アディショナルタイムに華麗な決勝弾を決めた香川がまたしても強烈な輝きを放ち、日本人対決も明暗が別れる結果となった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images