マンUレジェンドのギグス監督、古巣にさらなる強化を推奨 「あと5人の選手が必要」
マグワイアら実力派を補強するも、7試合消化時点で2勝3分2敗と振るわず
ウェールズ代表のライアン・ギグス監督が、古巣マンチェスター・ユナイテッド復活のためには「あと5人の選手が必要」とさらなる補強の必要性を強調した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
オレ・グンナー・スールシャール監督の下で初のシーズン開幕を迎えたユナイテッド。イングランド代表DFハリー・マグワイア、同DFアーロン・ワン=ビサカ、ウェールズ代表FWダニエル・ジェームズなど積極的な補強を展開し、待望だった守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアとの契約延長も果たした。しかし、リーグ戦7試合を戦った時点での戦績は2勝3分2敗と振るわず、上位陣に差をつけられてる。
2013年を最後にプレミアリーグタイトルから遠ざかるなど低迷する古巣の現状について、ユナイテッドのレジェンドであるギグス監督が言及している。
ウェールズ代表指揮官は「彼らにはあと4人か5人の選手が必要だ。彼(スールシャール)は3人の選手を連れてきたが、おそらく7人か8人の選手が必要だったはずだ」と言及。新戦力3人はいずれもレギュラーに定着しているが、チーム全体の底上げのためにはさらに多くの選手獲得が必要だったとした。
「クラブの文化は変わった。彼(スールシャール)のトライしていることにはより多くのことが必要だった。彼には時間が必要だ」
現役時代はユナイテッド一筋を貫き、スールシャール監督ともチームメートだったギグス監督。チームの黄金期を知るだけに、勝利から遠ざかる現状を歯痒い気持ちで見ているのだろう。“赤い悪魔”と呼ばれる名門クラブはこの苦境から抜け出せるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)